中学受験を終えて

中学受験を終えて、結局は公立中へ進学することに。中学入学までを綴ります。

文学的文章を読む(母の巻き)


井上ひさしさんの『あくる朝の蝉』を読んでみました。Dream Navi 7月号の「"文学的表現"を読み解く秘訣」pp. 74~77を読んでの行動でした。

「蛍」や「蝉」の比喩を文脈から読み取ることは容易ではありませんでした。

しかし、それ以上に不安に思ったことは、孤児院で生活している兄弟が祖母の家に行くまでの情景描写を息子は思い浮かべることができるのか。

文学的文章の読解が苦手な息子には無理なのでは。。

さらに、物語に出てくる兵児帯(へこたい)、お櫃、蚊帳、夕餉などの名詞でさえ理解できないのかもしれません。

そう思うと、せつない話が別の意味でせつなく思えてきました。

このような文章も入試では出題されるのですね。

そういえば、向田邦子さんの文章も出題されていて驚いたこともありました。

少しでもいいので、物語を読む時間をつくり、少しづつ語彙を増やしていきたいものです。


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